霊の穴

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宏は、電気ポットの再沸騰を押して、カップ麺を用意し、コンビニで買っておいたおにぎりを食べていた。 「えっ!これが晩ご飯?」 「いいだろう、俺が何食おうと、」 「さては、料理できないんだ?」 「ほっとけ、、」 「しかも、彼女いないみたいしね、」 「うっさい!」 ヒロは、ゆう子を無視して、夕飯を食べている。 「それじゃ、風呂に入るか、、」 「おぃおぃ、無視かよ!」 「覗くくんじゃないぞ、」 「粗品なんか興味ねぇ~ょ、」 「なに~そしな?」 ヒロは、小声で、、、 「あっ、いけねぇ、無視、無視、、、」 ヒロは、風呂場へと向かう。 五味宏は、去年から一人暮らしをしている。 父親のイギリス転勤で母親も一緒に着いて行っていた。 たまに母親の妹が見に来てくれる。
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