1人が本棚に入れています
本棚に追加
/89ページ
それから、早いもので、夏休みに入った。
田渕の従兄弟のお兄さんのワンボックスカーで、ヒロ、ブチ、美奈子を乗せてもらい、会津裏磐梯のキャンプ場へと高速道路を走る。
途中、渋滞に嵌まり、キャンプ場に着いたのは夜の8時を回っていた。
予約していたバンガローに荷物を置いて、途中コンビニに寄って買った、弁当などで夕飯を済ませる。
ほんとうなら、もう1人ナミも一緒なのだが、此処には居ない、ヒロは、ちょと寂しい思いである。
それを察したのか?ゆう子がやたらと話しかける。
ヒロは、気持ちは嬉しいんだけど、でも寂しい。
最初のコメントを投稿しよう!