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翌日、
朝食を食べて、みんなで河原で、ナミちゃんの虹の石を探した。
ゆう子は、浮遊しながら、遠くの方まで行って探してくれている。
陽が堕ちるまで探したが、それらしい虹の石は見つけられなかった。
初日は、収穫無しで夕飯を食べて、バンガローでゆったりとしていた。
買い出しに行ってた、ブチが帰ってくる。
「ヒロ、さつき従兄弟に電話したんだけど、俺たち間違った探し方してたようだな、」
「なんだ、それは?」
「従兄弟が言うには、オパールは水分を多く含まれているから、河原で乾燥して白く濁るから、その探し方は間違いだ、ってさ、」
「じゃ、どうすればいい?」
「できるだけ乾燥させないことだから、川の中を探した方がいいってさ、」
「へぇー、そうなんだ!」
「そういうことで、明日からは、川の中で探そうじゃないか、」
「あぁ、そうしょう、ブチ、」
「お兄ちゃん、あたし、頑張る。」
「おぉ、ガンバって探してくれ、」
「そういうことで、早朝から探そうじゃないか、みんな、」
「はーい、」「頑張ろう、」
「そうだ、ゆう子ちゃんは、川の中でキラッと光るもの見つけたら、みんなに知らせてくれ、取りに行くから、」
「あいよ、分かった、」
「明日こそ、絶対に見つかるよな?」
「あぁ、大丈夫だろう、」
「それじゃ、寝るとしょう、みんな、」
「おやすみー、」「おやすみなさい、」
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