霊の穴

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それから、ヒロは、風呂あがりに冷蔵庫からカルピコウォーターを飲んでいた。 「普通は、風呂あがりにビールだろう、ガキだなぁ、」 「うるせーい、ほっとけ、俺、学生だょ、」 「ガキ、、、」 「ところで、霊の穴に書いてあったの、お前が描いた絵なのか?」 「そうだが、どうした?」 「いゃ、あまりにも上手いんでね、」 「あぁ、漫画家 目指していたからな、、」 「そうなんだ!」 そのあと、ヒロは、歯を磨いてベッドに潜り込んだ。 「ところで、お前さ、この世に未練があるから亡霊として、さ迷っているんだろう?」 「うーん、未練はあるょ、」 「それって、なんだ?」 「描き途中の、漫画が描きたいのかな?」 「じゃ、俺の身体使ってもいいぜ、」 「ほんとか?貸してくれるの?」 「あぁ、いいよ、」 「お~~サンキュー!」 「だけど、漫画描く道具は無いんだけど、、」 「そうだな、ネームぐらいは描けるんじゃない、」
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