虹の石

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それから、ナミは、風呂掃除してくれている。 「ところで、虹の石はどうした?」 「あれね、物置にしまって鍵かけてある。」 「やっぱり、ナミちゃんに見せない方がいいか、」 「あぁ、辛い過去を思い出すだろう、だから、封印することにした、」 「その方がいいかもな、辛いことばかりあったようだから、」 「そう、記憶も戻らないといいんだが?」 「大丈夫だろう、きっと、」 「ナミちゃんから、言い出したら、見せるかも知れない、」 「まぁ、そのへんは、お前に任せる、」 「できるなら、これからの未来だけを見ててほしい、」 「まぁ、今を大事にしな、」 「あぁ、そうだな、」 美奈子ちゃんもやって来て、四人で夕飯を食べていた。 みんなが帰った後、ゆう子は、ナミの身体を借りて、漫画を描いていた。
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