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次の日、ヒロは学園でブチに聞いてみる。
「ブチ、前に漫画描いてたよな?」
「あぁ、そうだが、なにか?」
「いゃ、俺も描いてみょうかなって、」
「そうか、じゃ、帰りに、俺んちに寄れよ、」
「貸してくれるか?」
「あぁ、いいよ、」
放課後、ブチの家に寄って、漫画の道具を借りて帰った。
「ゆう子、帰ったぞ、居るか?」
「なんだよ、大きな声を出して、、、」
「おぉ、そこに居たのか、いい物やるよ、」
「なんだ?」
ヒロは、紙袋をゆう子に渡した。
ゆう子は、紙袋の中身を取り出して。
「わぁっ!これ、どうした?」
「あぁ、ブチから借りてきた、」
紙袋の中身は、漫画の道具だった。
「わぁーい、サンキュー、ヒロ、」
ゆう子は、ヒロに抱きついて、頬をスリスリしていた。
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