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それから、ゆう子は外に出て、あてもなくふらふらと歩いていた。
気がつくと海が見える丘に来ていた。
そこで、自分自身の気持ちに解いただすようにしていた。
本当は、どっちが好きなの?
前からの榮吾さん?それとも京伍さん?
悩んで、悩んで、悩みつづけた、、、
そして、ゆう子は、決心がついたように立ち上がり、
丘を駆け下りた。
足元を見れば、わたしの歩く道、前を見れば、わたしの未来。
ゆう子は、早乙女家に向かっていた。
京伍を庭で見つける。植木に水やりをしていた。
そこへゆう子は、駆け寄り、
「京伍さん、、、」
「どうしたの?ゆう子ちゃん、」
「ちょつと話しがあるの、、」
「なーに?ゆう子ちゃん、中に入るか?」
「いいえ、ここでいいから、、」
「そう、どうぞ、ゆう子ちゃん、」
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