霊の穴

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ゆう子は、ヒロが寝ている間に身体を借りて、漫画を描いていた。 小説は、書けないが、漫画で、早乙女京伍に告白するつもりであった。 まず、本人である証拠を伝えなければならない。 早乙女京伍と出会った頃から描いていく。 翌朝、 「行ってきまーす、ゆう子、」 「あぁ、行ってらっしゃい、ヒロ、」 「漫画、ある程度描けたら、俺に読ませてくれるかい?」 「あぁ、いいよ、身体借りてるから、ヒロだけにな、」 「そうか、じゃ、」 ヒロは、学園へと向かっていく。
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