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「目が…目がぁぁぁーー!!」
どこぞの大佐のように、目を押さえながら悶える夫。
「(いやだ、ホンマに「目がぁー!!」って言う人、初めて見た…!!)」
天空の城でしかまずお目にかかる事はないと思っていた光景が、今まさに自分の目の前で起こっている。
その事にドキドキを禁じ得ない冬可であったが、事態は中々に深刻である。
乳児とは思えない、悟りを開いた菩薩のように穏やかな表情。
だが、それに全くそぐわない圧倒的なチン圧。
そしてそこから押し出された
「僕のタンクは無限大」
と言わんばかりに発射されまくる、高出力の波動砲。
それは何か恨みでもあるかのように、執拗に夫の顔面を狙う。
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