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それに対する夫はというと。
「パッハァー!!」
およそ喜んでいるのか、嫌がっているのか、よくわからない息継ぎを繰り返しながら、諦める事なくi-pad……ならぬ、チンpad を装着しようとしている。
恐らく放水を遮断する方法は他にもあろうものだが、尋常ではないこだわりなのか…
それとも単にパニックに陥っているだけなのか、極めて小さいATフィールド(チンパッド)で使徒の攻撃を迎え撃つ夫。
「(あなたっ…!そんなものじゃ…!そんな小さなものじゃ、その子のチン圧は鎮圧出来ないわっ…!!」
そう心の中で冬可は叫んだが、夫は視力を奪われながらも勇者の盾(くどいようだがチンパッド)をかざしながら
「ジュヴァヴァヴァヴァァーー!!」
と、ふんだんに濁点をまぶしながら襲い来る困難に立ち向かう。
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