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身体も普通に動く………
頭も正常に働いている…
それにしても…ここはどこだ。
ぶつかった瞬間…何らかの異常現象でもおきてどこかの樹海にでもテレポートしたのか…
いや…あの時は……バラバラだった……
ダメだ。全然わからない。
とりあえず、人を探さないと…
………ドォォォーン……
「っ……今聞こえたのは爆発音か…あっちに人がいるのか……まさか戦争……逃げなきゃ…人に会いたいけどあんな爆発音に近づいたら巻き込まれる」
いきなりの事で、訳がわからなくなり俺は支離滅裂な事を考え、反対の方に逃げ出した。
「本当に…ここはどこなんだよ…あの音はいったい………んっ?……何か……いる……のか?」
なにかが、近づいてくる…そしてその姿を見た
途端俺は絶叫した。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、何だよあれ、嘘だろ、三首の鳥なんて…化け物…」
そこに現れたのは、首が3つ…顔を3つもつ三メートル程の大きさの鳥?だった。
化け物は凍夜を見て、よだれを垂らしながら少しずつ近づいて来た。
「ギギャギャギャギギャギャギャ」
「うわぁぁぁぁ、やめろ、来るな、来るなよ。そうだよ、地球にこんなのいるわけない、夢だ、これは夢なんだろ。わかったから。夢だってわかったから早く目覚めろよ………来るな来るな来るな来るな来るな…うわぁぁぁぁ」
俺はとにかく逃げようとしたが、身体が動かず、ただ訳も分からず叫び、もうだめだと思い、目を瞑った。
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