夜風にあたって

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「んっ…」 火照った体を更に高揚させるような熱い熱いキスだった。 「元カレの名前呼ばれるだけでムカつくよ」 「んっ…ちょっ…」 角度を変えて入ってくる舌に一生懸命応えようとするも追いつかない。 「好きだよ…明。もう拒まないで…」 懇願するような瞳で、弱弱しく彼はつぶやいた。 「んっ…」 主任から降り注ぐキスの嵐はとても心地よくて、ギュっと抱きしめられた身体を預けて私はキスに夢中になっていた。
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