夜風にあたって

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「ご心配いりません!もう大丈夫ですから」と振り向き部屋のドアを開けようとした時、「明」と名前を呼ばれて振り返った。 チュッ…。 マンションの廊下に響くリップ音。 「ちょっと!!」 「何?」 「こんなところでキスしないでください」 「誰も見てないし」 「そういう問題じゃありません!」 振り返った先にあったのは主任からの口づけだった。 全く、近所の人に見られてたらどうするんだ!
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