夜風にあたって
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しかし、まだ揺れる気持ちがあるのも事実だった。 「もう完璧忘れちゃいました。全然引きずってませんよ」って言うのも嘘になる。けど、「まだ引きずってます」も嘘だ。 この微妙な感情を言葉にするのは難しい。 どうすればこれ以上彼を不安にせずに済むんだろう。 彼が悲しみに溢れた笑顔じゃなくて、優しい笑顔を向けてくれるんだろう。 悩んだ末に、私は答えを口にした。
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