第2章

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カタンッ… 「どうぞ…」 フワッと香る…コーヒーの良い香り。 どきっ…一瞬目が合った…… どこかで……見たこと、ある。 「……あの人……」 そうだ、氷雨に似てる?? キリッとした目やその……雰囲気とか…… 手際の良さに私は見惚れる… クイッと眼鏡を押し上げて… マスターは一礼して下がっていった… 「……ここ、良いでしょ…私も良くここに来るのよ……あの人…マスターの入れるコーヒーが飲みたくなって…」 ……口に含むと…最初の一杯に…驚きを隠せない…
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