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唇を離すと主任と視線が重なった。
「明…それって…」
主任は信じられない様子で目を丸くしている。
「私も主任が好きです…。和也のこと考えるのは今日でお終いにします」
目の前にいる彼を悲しませたくなくて、素直な気持ちが零れた。
主任はそんな私を見て子供のような無邪気な顔で笑った。
「マジで?」
「はい」
「明はそれでいのか?」
「良いも何も…私は主任が好きな…」
そこまで言うと、唇が塞がれた。
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