総務部の元カノ

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主任の大きな声が耳の奥まで響いた。 「頼むから…。俺の話、聞いてくれ…」 「……」 「ごめん…明。誤解しないで聞いてほしい」 「……」 「俺は明のことだけ好きだよ…」 嗚咽が漏れる程涙が止まらない。 そんな私の背中を主任はゆっくり撫でてくれる。
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