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驚いて思わず目を見張った。
「俺のこと信じてないんだろ?」
「……」
主任はかなり怒っていた。
何に怒っているのか私は一瞬分からなかった。
何故私が今怒られているんだろう?
普段穏やかな主任からは想像できない険しい顔に、恐怖から心臓が激しく音を立てた。
突然のことに何も言えずただ黙り込む私に、主任は今もなお厳しい口調で何か言っている。
途中からは主任の言葉の意味も理解できなくなっていた。
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