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「明にもう近づくなよ」
「何でよ？いいじゃない。私たち友達なんだから」
「俺のことならどうとでも言えばいい。だけど、明を傷つけられるのだけは許さない。それが、例え麗子でも」
相変わらず晃は表情を変えない。
その目は鋭く、怒っているようだった。
きっと明ちゃんから、私が言ったことを聞いたのだろう。
だから、こんなに怒ってるんだ。
あの小娘、やってくれたわね。
「明ちゃんから、何か聞いた？」
「明はしゃべろうとしなかった。だから、俺から聞き出したんだ」
「そう…」
そんなに明ちゃんを庇っちゃって。
もう、いいわ。
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