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良は気がつかずに歌っていると、いつの間にか他の声のソプラノも参加していた。
良は笑って受け入れた。
それが、日を増すに連れて人数が増えて来たのである。
そして、皆で教会で練習をしたり
合唱が出来るほどになった。
合唱のメンバー達はウリエルに悟られ無い様に、人数を調節していたが
ウリエルのレッスンの時、5人ほどしかいないときもあった。
さすがに、ウリエルも気がついたが、窓の外の美しい薔薇もいつの間にか白に赤い目のパンダの形になっている。
純がバサバサと薔薇の木をパンダや他の動物にしたのだった。
純はウリエルに気がつくと、手を振って挨拶した。
ウリエルはカーテンを引いた。
そして、額から汗が流れ出た。
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