沈下

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僕は市立高校に通う16歳。もうすぐ17歳になる。今は母と2人で暮らししている。部活であるバスケットに打ち込む、ホントに平凡な生徒だ。そう思っていた。 そろそろ暑さも和らぎ、冬服も苦痛でなくなって来た土曜日。朝僕は部活に出掛け、母もその日は朝から仕事だった。 『いってきま~す』 『早くかえってくるんだよ!今日は母さん泊まりがけになるからね!』 『はぁい↓↓↓』 しかしいつものようにいいつけを守らぬ僕。その日僕はいつものファミレスで朝まで友人と話しこんでしまった。
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