14人が本棚に入れています
本棚に追加
/145ページ
「美栗胡桃です」
ぺこりと頭を下げて下の一点を見つめる、先ほど廊下で声を掛けた青年はなんと、担任の草間だった。
「…それだけですかぁ」
「…他に言う事は特に思い浮かびません…あっ、私余り身体が丈夫ではないので宜しくお願いします」
ぺこりとまた頭を下げて、指定された席に付く、そんな胡桃をじーっと不審そうに見ている視線には勿論胡桃は気付かなかったが、彼の視線に気付いた人物がにゃっく。
最初のコメントを投稿しよう!