瞳を綴じて僕は祈る

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例え、その微笑みが彼の彼女にしか向けられなくても。 僕には無縁のモノだとしても。 彼を見ているだけで満足だ。 僕の想いは誰にも告げられないけど…。 そこまで考え、僕は本を閉じて鞄にしまう。 そして机に両肘をつき、指を組みその上に額を乗せ俯く。
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