1人が本棚に入れています
本棚に追加
その頃、良と伊藤は街の神父のところへ、来ていた。
神父は狭い粗末なベッドでイビキを掻いて眠っている。
伊藤は神父の額に赤いマジックで
印を付けた。
「ミッシェル。セリフ。セリフ」
「神父よ。わたしは大天使ミカエル。お前に、岩山を教会とする事を命ずる」
「ミッシェル、後2回言え。起きろ!神父っ!」
伊藤が耳もとで、怒鳴った。
「わぁっ」
神父がビックリ、して飛び起きた。
「神父よ。わたしは大天使ミカエル。お前に岩山を教会とする事を命ずる」
「アワワワッ」
神父は良の姿を見て驚いた。
「行くぞ、ミッシェル。次は怪物退治だっ!」
「ああ」
良と伊藤はペガサスに飛び乗って、夜空に消えた。
空は美しい満天の星空だった。
最初のコメントを投稿しよう!