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卵は崖にぶつかりながら落ちると、純とカノウは海に落ちた、すると、崖にぶつかった弾みで、雛が出てきた。
「ギャーギャー」
小悪魔を背中に乗せた雛はそのまま、飛びさっていった。
「雛が小悪魔に取られた」
井戸の水鏡で、様子を観ていたノーム達が一斉にタメ息をついく。
「純様!危ない!」
純とカノウは海面から頭を覗かせて、岸に向かって泳ごうとすると、急に何かが、身体に巻きついて着た。
吸盤が容赦無く、身体に吸い付いてくる。
「純様、これを」
それは、良と同じ魔法の剣だった。
「純様、しっかり!」
ノーム達が水鏡を観ながら応援した。
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