河北掃討戦

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曹丕「郭嘉が死んだだと。それは本当のことなのだな?」 淳「はい、先程丞相閣下の勅命で伝令兵が伝えに来ました。」 郭嘉は、この北伐戦以前からあまり体調が良くなかった。 それが、今回の遠征で容態が悪化。 郭嘉38歳死去。 あまりにも早すぎる死に、曹操をはじめ多くの閣僚、兵卒の者達が涙を流したと言われている。 北へ逃げた袁尚や袁煕達は烏桓を頼っていた。 当時の烏桓族は河北最大の遊牧民族であり、動員できた兵の数は数十万人とも言われている。 元々、袁紹が生きていた時からのよしみで長い間交友を続けていた烏桓族は袁尚と袁煕が逃げてきた時も気前良く受け入れた。 しかし、決して心を開くことはなくあくまでその後の見返りを考えて動いていたことは袁尚達も分かっていた。 しかし、現状今の袁尚達の勢力では到底曹操軍に勝つことは出来ないため頼っている感じであった。
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