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両手で小さくガッツポーズを作ると、柊さんは呆れて笑いを含んだため息をついた。
でも、どこか嬉しそうで…
そんな彼を見ることが出来て、私は自己満足ともいえる充分な満足感に浸っていた。
お風呂から上がり、Tシャツと短パンを着て髪を乾かし適度に水分補給をした後、ソファに座って二人で少しだけお喋りをする。
とりあえず親に会うのはプレゼンが無事終わってからにしようという事になった。
今、私達が最優先しなきゃいけないのは、あともう一息で完成に辿り着けるプレゼンを完成させ、そして成功させることだ。
初めて本格的に携わることが出来たこのプレゼン。
柊さんのためにも、自分のスキルアップのためにもどうしても成功させたい。
私のそんな気持ちを伝えると気持ちよく「わかった」と承諾してくれた。
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