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留美の思考は私よりもずっと恋愛への思考力は高い。
柊さんと再会出来たのは奇跡だと思っていた私の脳内は、留美のおかげであっという間に運命へと変更された。
「そ…かな。そう思ってもいいのかな?」
「いいに決まってるじゃん。あぁ~いいなぁ……きっと今めっちゃくちゃ幸せなんだろうなー、琴音」
テーブルにコブシを軽く叩きつけてわざとらしく悔しがる留美を笑って見ていた。
きっと留美は吉沢さんとのお付き合いで不満に思っている事があるんだろう。もう、見てわかるもん。
「幸せだけど、今はまずプレゼンを成功させなきゃ。
それには私も出来るだけ足手まといにならないように頑張らなくちゃね」
「あー、あー、惚気だ。すみませーん、注文お願いしまーす!」
ノリのいい留美の行動に声をあげて笑ってしまう。
これはランチを食べながらたっぷりと愚痴を聞いてあげないと申し訳ないかも。
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