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それからはもう留美の独壇場だった。
留美の話だと、いつも余裕で年上の吉沢さんからは自分は愛されていると感じられないという事。
遊びに行く誘いも自分から、会いたいという連絡も自分から、どこに行きたい?と聞いても留美の行きたい所ならどこでもいいっと言われる始末。
それはもうマシンガンのように凄かった。
よくそんなに次から次へと上手く喋れるなぁ…っと感心するほど。
これ、自分がプレゼンする時のお手本になるかも…っとひっそりと思っていた事は留美には絶対に言えないけれど。
そして散々喋りつくした後、留美が注文したBLTサンドを頬張ったのは、私がオーダーしたベーコンとトマトのベーグルサンドをとっくに食べ終えた頃だった。
それでも今度の休みは一緒に海に出かけるみたい。
その事を話している顔はとっても幸せそうだった。
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