エピローグ

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_________________________ 築島さんとの事があったあの日からニ週間が経った。 プレゼン本番までの数日間はあっという間に過ぎていった。 本当、毎日が秒速で過ぎていったんじゃないかってくらいに。 でも、慌ただしい毎日は私にとても充実した時間を与えてくれた。 この仕事に関してはまだ僅かな知識しかなく、経験もない私からすれば相変わらず全てが吸収するべき事ばかり。 だからこそ、築島さんを毎日毎朝と視界に入れても、自分が想像していたよりも気にはならなかったのかもしれない。 つい二日前に終えたプレゼン本番。 誰よりも緊張していたのは私。 私と一緒のサポート役だった吉沢さんはともかく、プレゼンを行う湊さんはいつも通りの冷静な彼のままだった。 研修の時も思ったけれど、この人に”緊張”という感情はないのだろうか? この時も本気でそう思った。
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