プロポーズ編

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__________________ そして、目が覚めたのは朝方でベッドの上だった。それに気付いたのは寝返りをして手が当たったのが壁だったから。 ぼうっと天井を見上げて左に首を振ると、湊さんの熟睡してる顔に見惚れてしまう。 寝顔もかっこいいとか反則だ。 そしていつの間にか着替えていたパジャマ…… 自分で着替えた記憶がない以上、脱がせてもらって着替えまでしてもらったと考えて間違いないと思う。 「まさか下着まで……」 下着をチェックしたらそこはさすがに大丈夫だった。 さすがに嫌だ、湊さんが私の下着を選んでいるところを想像するのは。 そんな馬鹿な事を考えながら、意識をハッキリさせようとシャワーを浴びに浴室に行く。 今日は月曜日。 またいつもの毎日の始まりだ。
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