プロポーズ編

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しかも私には会わせない様な人なんだろうか?個人的に仲がいい人? 築島さんの事があって以来、彼は必ず私に誰かと会う時は必ずどんな人で、いつ頃からの付き合いの人っていうのは全部教えてくれていた。 でも、”どうしても会いたい人”って言われたのは初めてだ。 もしかして、また彼女のような人なのか…… そんな不安が私の顔に出ていたんだと思う。 湊さんは軽く笑うと、何でもない口調で語り始めた。 「実はこの前、ある用事で俺達の中学校に電話をしたんだ。 覚えているか?図書室の顧問だった加納先生って人」 「はっ?へっ?ちゅ、中学校??」 まさかの言葉に、どうリアクションを取っていいのかわからない。 中学校?どうして中学校?!何の用事??
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