甘味には勝てなかったよ…

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あ…れ…? ふと目が覚める。 ん?目が覚める? なんだ私はいつの間に寝てってなんじゃこりゃあ!?!? 自分の体の異変に気がつく。 ここはどこ!? 屋内!? なんで私は外に居たはずじゃあ…… あれ?なんで縛られてるの!? ちょっとちょっとぉ! なんで裸なのぉ!?!? 「あら?お目覚めかしら?」 「パチュリー様!?」 そこに居たのは動かない図書館紫もやしことパチュリー・ノーレッジだった。 なんでパチュリー様が? ていうかこの状況なんなの!? 「そんなに暴れないで、死ぬわよ?」 「死ぬんですか!?」 え?え? もしかして今私ってそんな危ない状態にあるの!? なんでどうしてワッツ!? 「大人しくしてればすぐに済むから」 「あの、一応内容くらいは教えてくれませんかね?」 とても気になる。 ていうかなんでこんなことになってるのかも気になる。 「ちょっとした実験。レミィに頼まれたのよ。」 「はぁお嬢様に…何をですか?」 「洗脳出来る魔法を」 「助けて!ヘルプミー!嫌だ!」 洗脳ってなんてことを考えてるの!? しかも実験ってことは完成してないってことだよね!? 何が起こるかわからないってことですよね!? 「だから暴れたら死ぬわよ?」 「なんでそんな危険な実験やるんですかぁ!」 なぜ私の身体を使ってるのか!? 「いや、なんかレミィが霊夢をどうにかしたいって言ってたわ。」 「じゃあ霊夢さんをどうにかしたら良いじゃないですか!なんで私がこんな状況にあるんですか!?」 「だって咲夜が美鈴なら煮るなり焼くなりやっていいって」 「またあの人ですか!」 今日はさすがに嫌がらせが酷すぎやしませんかねぇ! 「と、とにかくダメです!助けてください!パチュリー様!」 必死に助けを求める。 なんだって私がこんな目に…
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