第13章 懐かしい相手

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「もしもし?」 「藤谷です。こんにちは。突然ですみません」 「いいえ」 「昨日のうちにお電話しておけば良かったのですが、今晩夕食でもいかがですか?」 一瞬、結城君の表情を見たくてその顔を見た。 すると、彼は私を怪訝そうに見返した。 どうして、彼を見てしまったのだろう。
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