第13章 懐かしい相手
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「ありがとう。良かった。時間と場所は、またあとでメールしますね」 「はい。分かりました」 電話は切れた。 結城君は無言で、まだ窓の外を見ていた。 彼は気付いたかしら。 会話を聞いて、電話の相手がどんな人物か。
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