夢か恋人か

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私が家について二時間後、主任は約束通り家に来てくれた。 玄関を開けると、そこには少し酔った主任の姿。 「ただいま」 「おかえり」 「何かいいね、こういうの」 「そうですね…」 少し照れるけど、こういう何気ないことが幸せに感じる。 「何か飲む?」 「じゃあ、水ちょうだい」 「うん、分かった」 主任は部屋の中に入ると、ドカッとソファに座った。 頬が少し赤い。 酔いが回っているようだ。
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