ジオラマ~半端者の交響曲~

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 戦争の後和平会議が開かれることとなった。 「……これで終わるんだな」 「ああ。長かったなルマーカ」 「…ああ」  待ち望んでいた日。とうとう終わりが来たのだ。  そして会議が終わり、それぞれの国に戻った時のこと。 「……終わったんだな」 「……ああ。これから再建しようぜ」  少しでも国をよくするためにこれから国を動かすことを始めた。 「手始めに病院か?」 「だな。先日の戦争のダメージが大きいしな…」  二人でこれからのことを考えながら話した。何が必要で何がいらないか。 「さて、これから忙しいぞ」 「ああ。すまない、ちょっとソフィーに会いに行ってくる」  街中を歩いていると、 「ルマーカ!」 「ソフィー」  小さな少女が抱き着いてきた。彼女の声に答え自分はレジスタンスのリーダーとなった。 「ルマーカ!終わったんだね!」 「ああ。もう大丈夫だから」  彼女の頭を撫でる。 「………俺たちは作れた。平和な世界を」 「じゃあ、ルマーカと一緒にいられるね!」 「やめとけ。俺よりもっといい人いるだろ」 「そんなことないもんっ」  手をつなぎ、街へと歩いた。その道は人がにぎわう街と未来への希望だった。
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