序章

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全ては、この出来事から始まっていた…。 「神無月家次期当主、葵。前へ。」 「はい。」 私の名前は神無月葵。今日は私の二十歳の誕生日。 神無月家次女である私は長女を差し置いて一族の次期当主としてとあるホテルでお披露目されていた。 もちろん、姉の都(みやこ)は気にくわないだろう。 両親のいないところでは私に嫌がらせをしたり、暴行してきたりした。
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