時が止まった時計

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今では小さなサッカー場がオレンジ色に照らされたと思いきや、6時の音楽が公園周辺に流れ私たちは解散となった。 名残惜しい気持ちもあるなかで、 私は小さな公園を背に歩き始めた。 その時、 横から私を呼び止める声がした。 そちらを見ると、今日初めに私に声をかけた友達が立っていた。 「また、この公園で待ってるからな」 その言葉だけを言うと、彼は走りながら立ち去っていってしまった…。 同時に、なにかが吹っ切れた気がする。 「また、この公園で…」 .
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