恋愛奴隷Ⅰ

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「俺、実はSなんです。」 「あら意外ね?てっきりMだと思ってたわ。」 いつもみたいに、した後に、 他愛もない、こんな話をした。 「高瀬さんに気を遣ってたんスよ。一応、先輩だし、年上だし。」 「そうゆうのやめにしない?」 「下の名前で呼んでいいんスか?」 「いいよ。」 「由香さん?」 「こら!さん付けいらない!」 「ゆ、由香、、なんか照れるな~」 「それに敬語も禁止!SならSらしく俺様キャラしなさい!」 「…いいのか?俺のSさ半端ねーぞ?」 「…ちょっ!」 「…何だよ?」 「いきなりSに変わらないでよ。なんか、、、」 「なんか何だよ?」 「カッコイイじゃない…」 「なぁ…」 「なっ、何?」 「もう一回しようぜ。」 “ダメ!”と言おうとした口は、キスで塞がれた。 そのまま、 彼と、した。 この日、Sに戻った彼は、 私を虐めぬいた。 今までの、関係が、少し変わって。 私が、彼の奴隷になった。 今までの関係に、物足りなさを感じていた私には、 丁度よかったのかもしれない。 ----+。゚*゚。+---+。゚*゚。+--------
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