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いつもの場所で、
服を下着まで脱いだ時に、
唐突に、こう聞いた。
「そういえばさ、いつから私のこと好きになったの?」
「それは、言いたくない…」
「え?なんでよ?」
「やっぱ、忘れてんのかな」
「…え?」
「ん、何でもない」
「教えてよ」
「いやだね」
「何でも言うこと聞くから教えて!」
「俺さ、昔、由香に会ってるんだよ。俺が、由香好きになったのはそん時だよ。」
「え?」
「覚えてないだろ?」
「ごめん。わかんない…」
「だよな。由香は記憶にも残ってねーと思ってたよ。少しでも記憶に残ってたら、こんな関係になんて絶対なってねーよ。」
「私、何かした?」
「中1の頃から、由香が卒業するまで、
…由香、俺をイジメて、奴隷にしてた。」
「あっ…」
不鮮明だけど、、
一瞬、過去が脳裏に蘇った。
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