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なんだかんだ黙々とやってるうちに、
既にお昼。
とりあえず、龍哉にメール送っておこうか?
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今日、残業いっぱい。助けて。
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少しして、返事きた。
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悪い。無理。今日は俺死んでる。
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「はぁ…」
来てくれるかなって、
期待してたぶん、
大きなタメ息が出た。
でも、具合悪いのに手伝ってもらうのも可哀想か。
そう思って、
ただひたすら…
午後からも仕事をこなしてたら、
いつの間にか、夜になってた。
既に、誰もいない。
残っているのは、優也だけだ。
「終わった…」
なんとか終わったが、
もう、疲れきっていた。
「やっと終わったか。時間かかり過ぎ。」
ニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべながら優也が近づいてきた。
このセリフは忘れたことがない。
いつも、鬼練習が終わった時に言われてたセリフだからだ。
相変わらず、ムカつく。
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