恋愛奴隷Ⅰ

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なんだかんだ黙々とやってるうちに、 既にお昼。 とりあえず、龍哉にメール送っておこうか? ≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒ 今日、残業いっぱい。助けて。 ≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒ 少しして、返事きた。 ≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒ 悪い。無理。今日は俺死んでる。 ≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒ 「はぁ…」 来てくれるかなって、 期待してたぶん、 大きなタメ息が出た。 でも、具合悪いのに手伝ってもらうのも可哀想か。 そう思って、 ただひたすら… 午後からも仕事をこなしてたら、 いつの間にか、夜になってた。 既に、誰もいない。 残っているのは、優也だけだ。 「終わった…」 なんとか終わったが、 もう、疲れきっていた。 「やっと終わったか。時間かかり過ぎ。」 ニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべながら優也が近づいてきた。 このセリフは忘れたことがない。 いつも、鬼練習が終わった時に言われてたセリフだからだ。 相変わらず、ムカつく。
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