恋愛奴隷Ⅰ

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今日、 私の手首にキズが出来た。 その代わり、 龍哉の血が、 龍哉の一部が、 私の体の中に入って、 私の一部になった。 本当に、 二人がつながった気がして、 なんか、嬉しかった。 龍哉、 私を助けてくれて ありがとう。 これからも守ってくれるって 言ってくれて、 ありがとう。 龍哉の言葉と気持ち、 本当に嬉しかったよ。 今日ほど、 生きてることに感謝したことはなかった。 お陰で、 二人の幸せが続くから。 ***************     ―恋愛奴隷。―       前編。       ~完~
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