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「嘘言うなよ。わかってんだ。試されてたことぐらい。」
「た、確かにあの時は龍哉を試してたかな~」
「それと同じことを由香にしてやるよ。」
「……は?」
「俺への気持ちが嘘じゃないって証明してみろよ。」
「証明って…どうやって?」
「離れても、気持ちは変わらないってことを証明しろよ。」
「今更そんなことする必要なくない?
バカじゃないの!
私の龍哉への気持ちは変わらないって!!」
「変わる、変わらないの問題じゃねーんだ。
単なる意地悪と俺の自己満だ。
別に変わんないなら出来るだろ?」
「出来るよ!…出来るけどさ……離れ離れってヤダ。
…同棲したい。
今までみたいにラブラブしたいーーッ!!」
「ダメだ。俺を試してた罰だ。
まあ~1週間に一回くらいは構ってやるよ。
由香の気持ちの再確認も兼ねてな。」
「意地悪ッ!」
「吠えるな。…犯すぞ?」
「…いいよ。犯しても。
…ただ、、、優しくしてね?」
「当たり前だろ。」
龍哉が優しくキスしてきた。
「…声、出すなよ。」
「…無理。」
「俺は、声出すなって命令してんだよ。」
「…わかった。我慢する。」
龍哉、相変わらず、Sだ。
意地悪だ。
キライになりそう。
……。
無理、、。
キライになんてなれない。
「龍哉…大好き。」
龍哉が、私を押し倒した。
龍哉が、あの時できた手首の傷にキスをしてくる。
それが感じる。
私って、
なんか、
変な性癖が出てきたのかもしれない。
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