464人が本棚に入れています
本棚に追加
まあ、それから別々に生活することになった。
命令、、、らしい。
離れ離れ、
ヤダな…。
なんて、落ちこんでる暇も許されず、
私は、再就職先を探し始めた。
理由、
「新しい仕事みつかるまでは俺に会うのおあずけな。
早く会いたきゃ、
早く仕事みつけて俺に会いに来いよ。」
なんて、言われたから。
がぜん、必死になる。
ふと、思う。
もう、あの頃とは立場が全然違うんだな私達。
なんか、変な感じ。
私の新しい住みかは龍哉が用意してくれた。
優しいじゃないか。
龍哉は、以前住んでた自分の家に戻った。
もともと、龍哉は独り暮らししてたらしい。
初めて、知った。
そんなこと。
そういえば、
いつもホテルか私の部屋で、
セックスしてたっけ。
龍哉の家に行ったことない…。
( …いつか、押しかけ女房みたいなことやってやろ。)
密かに、そう心に決めた。
最初のコメントを投稿しよう!