―出逢い―

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《?said》 俺は、さっきから宇野ちゃんの隣におるちっちゃい奴が気になってしゃ~ないねん。 あっ、俺は與真司郎いうんや。関西弁なのは京都におってそのまま関西弁が抜けへんねん。 「実彩子は、いつでも可愛いね!」 あ~ほんま日高は宇野ちゃんラヴやな。日高光啓で色んな人からだっちゃんって呼ばれてんねん。 「あっ、そうそう。さっき友達になったんだけどこの子伊藤千晃。」 ふ~ん。伊藤千晃っていうんや。 というより、何故俺は女子に興味もってるんや?しかも宇野ちゃんの友達の千晃に。 俺、女嫌いやねん。たくさん群がってて邪魔やねん。まっ、前に色々あってんけどな。 てか、隣で日高がメッチャ落ち込んでんねんけど。宇野ちゃんにスルーされてるし。 あとは、秀太こと末吉秀太が来るだけなんやけどな…。相変わらずサボりぐせ治ってないねん。
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