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「わぁ~。でかい校舎。」
一体私の何倍あるんだろうね。
な~んて、ツマンナイことを考えながらクラス表を見に行く。
どうか、いい人となりますよ~に。
とか言ってるけど、誰がいい人なのか分からない。
「…いったぁ~い。」
あっ、もしかして私、女の子にぶつかっちゃった?
「ご、ごめん、なさい…。私、その…。」
やばい、かみかみになってるよ私。
あぁ~全然こっち見てくれないから怒ってるんだよね…。
私、初日から何やってるんだろう…。
「あの、私全然まぇ…「気にしないで?怒ってないし。」
あれ?怒ってなかったの?何かよかった。
それより…
めっちゃスタイルよくて美人なんですけど…!!!
惚れちゃいましたよ。
「いやいや、私こそまえみて歩いてなくて。本当に大丈夫ですか?」
多分、いやきっとどっか痛めてる。
「いや、私は大丈夫だけど、貴方のほうこそ大丈夫!?膝から血出てるよ?」
えぇ~血!?気づかなかったよぉ~。通りで膝が痛かったのか。
「今から保健室に行くから大丈夫です。本当にすいませんでした。」
そういって校舎へ向かう。
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