困ったぞwww

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ふwwwざwwwけwwwんwwwなwwwwwwwwwwww 人として生を受け17年、影の薄さが相まって、ずっと大人しく目立たない子として過ごしてきた。 趣味は人間観察、特技は気配を消すこと。 そんな俺が今日の帰り道、他の学校にでも通っているのか、学ランの俺とは違う今時のブレザーを着たイケメン二人組が歩いていたので思わず付いて歩いたのが運の尽き、とでも言いたいのか。 本当に異世界に来てしまったンゴwwwwwwwwwwwwwww 人間観察で培った洞察力、どうしたら気づかれずにその場に滞在できるか。 それはモブになること。 漫画でいう、背景の、そのまた一部。 そこらに落ちている砂利のように気配を無くし、その場にあることが当たり前のような振る舞いをする。 つまりあの二人の少し後ろを、こそこそと歩くのではなく、逆に堂々と歩いていた俺。 まさか腕を掴まれるとは思ってなかったwwwwww 異世界とかありえねえしwww小説の読みすぎじゃねwww とか、思ってた時期が俺にもありました。 甲冑に身を包んだ騎士を両際に置き、高い台座の椅子の上、ふんぞり返った王様がこちらを見てニッコリと笑っている。 そんな台の下、俺らの周りを囲むように配置された騎士や、とんがり帽子を被った魔法使い(憶測)にメイド服に身を包んだ女性、全員の視線は前にいる2人に向けられ、俺には向けられていない。 当たり前かwwwつか絶対俺お呼びじゃない人wwwwww 完璧なる足手まといwwwwwwwwwwwwwww おうちに帰らせてwwwwwwwww
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