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「えっと…?あー、うん僕が君をここに読んだ理由だね」
「お、待ってました!」
「それはね…?」
ゴクリ
喉がカラカラになりつつもその理由を聞いてみる。
「ひ・ま・つ・ぶ・し?」
「ぶち殺す!」
ブンッ
「そんなことしちゃっていいのかなぁ~?」
「それもそうだな」
そう言って俺は拳をおさめた
「あれ?こないの?つまんないな~」
「うっせ、で?」
「で?とはなんでしょうかね?」
「本当の目的は何だ?」
「あちゃ~、ばれてたか~。」
「バレバレだ、結局むっちゃんは俺に何を求めるんだ」
「本当の目的は世界を助けて欲しい、かな?」
「カマかけただけなのにゲロりやがった!(チョロい)」
(ちょろい)
「オマエは黙っとけえええぇぇぇ」
余計なことを言ったのでセラフィムを殴った。
「俺声に出してなかったよ!?」ズシン
あれで声に出していなかったわけはないのだが本人が気づいていないらしく俺は重症だと思った。
「どんどん話題がずれるね」
「はよはよ」
「じゃあ基本なことから」
「世界の名前は『フリッサ』。剣と魔法の世界だよ」
「…ほう?面白そうな世界だな」
「えー、なんかもっとこう、ないの?もう戻ってこれないか~、とかさ」
「あいにくそんな未練なんてないもんでな」
「君が言うならいいんだ、うん」
「じゃあ次だ、魔法というからには属性があるんだ」
「属性ってことは火とかそこら辺のものか」
「ピンポンピンポーン、せいかーい」
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