プロローグ

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   魔道暦30XX年、春___。 「なぁ、また出たらしいぞ。」 「またって“アイツら”が?」  “アイツら”について話す通行人達。  通行人達の話題に挙がる“アイツら”とは…。 「“アイツら”…『暗黒の不死鳥』だとよ。」  集まっている彼らは「あぁ…。」と納得をしていた。 「『暗黒の不死鳥』に目をつけられたら終わりだろ?」 「特に通り名までついてる6人が出てきたら命の保障すらないらしいぞ。」  そんな彼らの横を通りすぎて行く人々もまた、耳を傾けていた。  興味がなさ気にしている人々も、実は気になってしょうがないのである。
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