10人が本棚に入れています
本棚に追加
魔道暦30XX年、春___。
「なぁ、また出たらしいぞ。」
「またって“アイツら”が?」
“アイツら”について話す通行人達。
通行人達の話題に挙がる“アイツら”とは…。
「“アイツら”…『暗黒の不死鳥』だとよ。」
集まっている彼らは「あぁ…。」と納得をしていた。
「『暗黒の不死鳥』に目をつけられたら終わりだろ?」
「特に通り名までついてる6人が出てきたら命の保障すらないらしいぞ。」
そんな彼らの横を通りすぎて行く人々もまた、耳を傾けていた。
興味がなさ気にしている人々も、実は気になってしょうがないのである。
最初のコメントを投稿しよう!